• あー

さみしー

  • 弟がFFIIIばっかりやってるから

借りたポケモンできひん(´・ω・`) しかし略奪

  • 演劇って

一体なんだろうな、と思う。観客は、何を求めに劇場に行くんだろう。笑い? カタルシス? それとも涙? 今度出演する「コーカサスの白墨の輪」を書いたブレヒトという劇作家は、カタルシスを否定し「叙事的演劇」を目指した。要するに、観客に薄っぺらな感動を与えず、考えるように、思考するように導いているということ。例えば、「コーカサス」はそうでもないけれど、「三文オペラ」や「肝っ玉おっ母とその子供たち」などは、主人公を反面教師にするように説いている。読んだことないけど。でも「コーカサス」だって一景のグルシェは「おつむの方は上等とは言えない」とまで言われているし。ブレヒトの芝居は、今までやった芝居と全く向いている方向が違うから難しいです。みなさん覚悟するように。

宮殿を出たとき娘には
聞こえたような気がした、子供の呼ぶ声が
泣き声ではなく、はっきり叫ぶ声が
微かだが「私を助けて」という声が
それから聞こえた、よく聞き取れた
「女よ、この救いの声を聞き捨てて
立ち去れば、もうお前は
恋人の微かな叫びも聞こえなくなるぞ
朝まだきのツグミやブドウ摘みの
仕事じまいの気持ちよい嘆息も聞こえない」
これを聞いて子供を眺めに
戻った。ほんのちょっとだけ
誰か来るまでいてやろう
母親か誰かが----
それから出ていこう、なにしろ危険が大きすぎる、町は
火の海、悲惨の極


恐ろしいのは善への誘惑だ!

最後の一文、鳥肌が立つ。放置されたミヘルを「盗人のように抱え」、グルシェが町から逃げることについての暗示。

  • キャスト公開

http://www.h6.dion.ne.jp/~bungei/Brecht-play.html 宣伝、宣伝。