2007-08-14 残滓 作文 32時に電報が届く引き摺った着物の裾を捕まえようとする猫がいる 幾らかのカットインを経て緩やかに溶暗している背骨花柄のシーツは血に汚れさよならの挨拶は砂に埋もれ 眩しかったと記録が騙り涙をさりげなく流しては触れてしまう前の準備に洗濯を済ませなければ、 「ここは袋小路ですあなたが自身の裾の染みに気付かない限り」 何処へも通じない響き(ph)微かな雨の気配を連れて残滓 形を切り取ろうとするひとつの病理的な、 (文字数によって料金は変化します。定形文が用意されていますので、そちらをお使いください。) 目を覚まして安堵する