地点「桜の園」@アトリエ劇研

「ワーニャ伯父さん」「かもめ」に続く、チェーホフ四大戯曲舞台化の第三弾。以下ネタバレちっく。
たまらん面白さでした。「ワーニャ伯父さん」楽勝超えたわ。チェーホフの描いた人間模様の茶番さが最大限に引き出されていたです。リアリズムとはほど遠い演出手法が、そのまま人間の思考の複雑さを表しているような、だから前衛演劇なのにリアリティあふれているんですね。すてき。舞台美術もさらにエスカレートしていて、床一面に一円玉が敷き詰められているという。18日までロングラン(明日明後日は休演日)。劇研でロングランってそんなにないような。