似ている

現代文研究で、ゲーテの「若きウェルテルの悩み」を読んでいます。第二巻から葬式のシーンまでの抜粋だけど。読みながらふと思ったのは、太宰の「人間失格」と似ているなーということ。自我を強く持つウェルテルと自我を抑圧させる葉蔵は正反対の性格だけど、どちらも自殺という選択をとってしまうところがおかしくて悲しいと感じました。まあ葉蔵は自殺未遂だけどモデルになってる作者がまともな死に方してないから似たようなもん。

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

若きウェルテルの悩み (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)

人間失格 (新潮文庫)

ところでウェルテルを買いに大きい本屋に行きたいんですけど時間と交通費をください。