はじめて献血をした話

きょう、祇園祭山鉾巡行河原町界隈がごった返しているなか、前々からやろうと思っていたがなかなか時間が取れなかった献血をやってきた。場所は献血ルーム四条。四条寺町を下った、藤井大丸の裏手。
エレベーターで3階に上がる。ドアが開いてすぐ右手が受付。左手にはロッカーがあったみたいだけど気付いたのは帰るときだった。受付で「はじめてです」と言うと、登録するので個人情報(名前や生年月日、住所、電話番号など)を書いてくださいと紙を渡される。同時に、献血ができない場合の説明を簡単に受ける。このとき、一緒に身長と体重、検査結果を後日もらいたいかどうかなども一緒に記入。個人情報を書いて、身分証を確認され、じゃあ献血カード作るので飲み物でも飲んで待っててくださいと言われる。ちょっと迷ってカルピス飲もうとボタン押したら呼ばれてしまったので、コップを持ってもう一回受付に戻る。ここで献血カードに暗証番号4ケタを登録する。そのあと、タッチパネルで問診。ここで、全血献血成分献血か選択する。わたしの場合、400ml献血をしようとすると体重が足りないので成分献血にした。せっかく時間があるのだからと思い。
また少し待ち、今度はさっきのタッチパネル問診の結果をもとに医者の問診を受ける。事前に調べておいて今回の医者にも尋ねたが、低用量ピルは服用していても献血可ということだ。安心。医者と話しながら血圧を測る。108/76だったかしら。正常。その後、血液の濃さを調べますとのことで看護師に少し採血される。両腕の血管を見られ、「じゃあ左腕から採血しますね、本番は右腕から採ります」と言われる。ここで自分の正しい血液型を教えてもらえる。問診で去年ベトナムに行きましたとか喋ったので看護師とベトナムの話をしてた。
成分献血は奥の部屋でやるということだった。ホームパイを食べたりお手洗いを済ませたりして待つ。名前を呼ばれて部屋に行くと、「よかったらDVD選んでください」と看護師から勧められた。邦画や洋画、お笑いなど50本以上は揃えてあった。せっかくなので探偵ナイトスクープを。
靴を脱いでベッドに上がる。寝っ転がりながらテレビ画面が見られるようになってて、スピーカーもちゃんと耳元にある。足に毛布をかけてもらい、右腕を出して、二の腕部分を血圧測定器みたいなもので圧迫し、ひじ裏を消毒してもらう。アルコール消毒と、さらにイソジン消毒で念入りに。「必要なときに指示するので、この棒を握っておいてください」とふにふにした棒を渡される。針が刺さって、献血スタート。
成分献血は全血の中から血漿と血小板だけを採るということで、いったん全血を採られたのち、不必要な赤血球や白血球を身体に戻すという仕組みらしい。全血採りつつ遠心分離→いらないのを身体に戻す、で1サイクル。今回は2サイクルやって400mlほど採られたらしい。黄色いのがパックに貯まってた。小枝探偵のパラダイスを見ながら、かなり眠気が来ていたけど寝たら起こされるだろうなと思って寝なかった。2サイクル目の返血時にまた血圧を測られる。左手の手首。手首で血圧測るのって慣れない。
終わったら5分くらい横になったまま休憩。「休憩室で最低1杯、できれば2杯は飲み物飲んでください」と言われる。受付のほうまで戻ると、献血カードと記念品(正式には処遇品と言うらしい)のタオルとウェットティッシュを受け取る。それで10分くらい飲み物とお菓子をいただきながら休憩していた。ホームパイとかマリービスケット、カントリーマアム、あとおかき類という感じ。他の献血ルームだともっとバリエーションあるのかなあ。


というわけで献血初体験レポートでした。次回の献血可能日は7/31だそうです。