昨日は烏丸ストロークロックを観劇した

「漂泊の家〜六川の兄妹〜」@アトリエ劇研。漂泊の家シリーズ第二話という位置づけ。第一話は見てません。
演劇における「団地」という装置について再度考える。これまで「団地」を題材に採り上げた演劇では、YOU企画の「ハーフ」、ニットキャップシアターの「ヒラカタ・ノート」「お彼岸の魚」を見ている。ノスタルジーというか、もう既に終わってしまった場所というか、こちら側もなんだか異様な感情を掻き立てられるような感じ。「ヒラカタ・ノート」なんか割と狂気じみてるし。こんな風に感じるのって、「団地」に住んだことがないからかもしれないけれど。
昨年カウパー団とごにょごにょやってたときは小栗栖団地に撮影に行ったけれど、もう気が狂いそうだった。真夏の炎天下で死にそうなのも相まって、巨大建造物の迷路と、ベランダに並ぶパラボラアンテナと、どこまでも続く坂に、目眩を起こした。均整のとれすぎたものって、人間と相性悪いのかも。1/fゆらぎが心地よいとされることと同様に。